HITO-OMOI(ひとおもい)

ひとを、ひととき、ひとへに想ふ短歌がメインのブログです。

2021-01-01から1年間の記事一覧

4423首目・・・凩を

「凩を振りきり前向き歩く女(ひと)恋ひし女(ひと)日々思ひ出さしむ(新作)」 「ひ」を重ねるチョイ技使ってますが、、しょせん甘っちょろい歌で令和三年を閉じまする。 不尽

4422首目・・・忘れられない一曲③

(昨日からのつづき)2か月ほど前のこと。テレビで石川優子にまさかの遭遇を。BSの『歌える!J-POP~』という番組。たまたまスイッチを押したら、、だ。テレビ出演は驚くなかれ、31年ぶりだとか。あまりに意表を衝かれたので欣喜雀躍というよりは、何やら冷…

4421首目・・・D層は

(昨日からのつづき) 「D層は赦しのごとく立ち消えて微かに君の声拾ふ夜(新作)」 とはいえ、お目当ては、『ヤンタン木曜日』だった。デビュー間もない「石川優子」が出演していたからに他ならぬ。石川優子は、1stから3rdまでアルバムをリアルタイムで手にする…

4420首目・・・ラジオ局

「ラジオ局中波を止むる前の夜1179(イチイチナナキュウ)定めて合はさん(新作)」 ラジオ局が、AMでの放送を停止する。2028年までに、FMに転換だ。局は存続するから番組は続く。でも、アナログ世代が経験した遠距離局の受信、チューニングの楽しみ(苦しみ…

4419首目・・・話し方

「話し方見た目各々九割(くわり)とぞ残り二割も授けられたし(新作)」 ベストセラー本の読者を皮肉った、意地の悪い歌。〈1-(0.9×0.9) ≒ 0.2〉 まぁ、私なぞ、もはや処世術本は無用の長物。 、、と思いきやひとつあり。『いい声を出す本』の類い。 …

4418首目・・・追ひ来ると

「追ひ来ると誰(た)もが一度は口にする衛り星はた衛られ星や(新作)」 本日の月齢は、17.8 不尽

4417首目・・・くし切りの

「くし切りの赤かぶ漬けをぱぽりぱりおみゃーさんとて検事を真似る(新作)」 続くは、赤蕪。いちょう切りより、くし切りではないか。 そして、赤かぶといえば、柊(ひいらぎ)検事。 不尽

4415・4416首目・・・蕪(かぶら)二首

「旅行きて母校の記事を見つけれど裁ちて帰りしはかぶらのレシピ(新作)」 旅先で読むのは、地方紙。劣等生の捩れた感情、、ってとこ。 「厚すぎぬされど薄すぎぬ白妙を箸は纏ひぬ千枚漬けよ(新作)」 箸に一枚づつ剥がした千枚漬けが、纏わりつくのを、艶かし…

4414首目・・・往復の

「往復の文字押さずして買ひ求むる切符一枚カタと鳴るなり(新作)」 二句で躊躇感をだしたつもり、、五句は、「カタと落つかも」かなぁ。 不尽

4413首目・・・世俗的

「世俗的幻想求めつ照らさるる御堂見上げど畏敬せざりき(新作)」 なんでもかんでも夜間ライトアップ。って、、要らんやろ、寺社には。開いてる時間に見に行きよし、、。初句は散文の言葉だろうが、この歌が表出する、場違い感が出すため。 不尽

4412首目・・・一世の

「一世(いっせい)の長さ増せども未熟なる日々(にちにち)ばかりぞ伸ばしつるかも(新作)」 爺(じじい)歌。つるかも、、クラシック!不尽

4411首目・・・八枚の

「八枚のページ切らるる英和辞書やはり見当たらぬ合言葉はも(新作)」 上の句は実話。妙な喪失感。四句で「現在完了形」のイメージ。二句は、『失ふ』より意思を出したかったので、、。 不尽

4410首目・・・隔ちたる

「隔ちたる朋の賀状を閲(けみ)するに「とめ」ぞ清しき彼の生地(きじ)なる(新作)」 、、年賀状を書く(心の準備をしようかなぁという)時期。「とめ・はね・はらい」の「とめ」のこと。 不尽

4409首目・・・高架橋

「高架橋ゆるる横切る回送を疾く抜き去りて西へ雨雲(新作)」 上の句と下の句で、スピード感の違いを出した。 不尽

4408首目・・・破砕さるる

「破砕さるる駅舎を今日も眺めゆく男ありなほ肩を落としつ(新作)」 黄昏感、、。 当初、「破砕さるる駅舎眺むる男ありて肩落としつつ立ち去る夕べ」していた。継続感を出したかったので改作。 不尽

4407首目・・・二郎次郎

「二郎次郎ジローにJIRO西東(にしひがし)灯れ明かりよ還れお客よ(新作)」 ・・『たろう』より『じろう』のほうが多くないですか、、? 不尽

4406首目・・・坊(ぼん)さんが

「坊(ぼん)さんが屁をこいたとは唱へざる母娘(おやこ)陽短き秋の公園(新作)」 実景、、。そして、三句で里心。 関東ことばで言う『だるまさんがころんだ』のことである。 不尽

4405首目・・・呼び上げの

「呼び上げの口跡(こうせき)いとど妙なるに阿炎(あび)対宇良(うら)では冴えわたらざり(新作)」 二文字の四股名は呼出さん泣かせ。 保志(北勝海)もそうだったが、はるか昔には、輪島の三文字でも、呼びにくいといわれたものだ。(まぁ、綱を張ってるのに、本名…

4404首目・・・青波と

「青波と猛牛(いてまえ)のみにあらぬ魂(たま)勇者もいよよ頂き希(ねが)ふも(新作)」 横浜一心とはいえ、パリーグでは、オリックスのファンである。正確に言うと『阪急ブレーブス』ファンなのだが、、。 手強わかった、、東京ヤクルト。(「も」は、逆接の確定…

4403首目・・・喰らふたび

「喰らふたび彼の六代目啜りけるけつねうろんに如かずと覚ゆ(新作)」 里心がついている所為だろう、麺類はそばよりうどんを注文してしまう。 六代目とは、笑福亭松鶴である。桂文枝(もとの三枝)ではない。況んや三遊亭圓楽(もとの楽太郎)でもない。因に、『…

4402首目・・・中骨を

「中骨を感じつ失せつ已(や)んぬる哉(かな)大名おろしの夕まぐれかも(新作)」 大名おろしの何処が悪い!と居直ってみる。笑 不尽

4401首目・・・聞き逃し

「聞き逃し息飲む音をまた逃し流行歌(はやりうた)のよに逃がせし恋とよ(新作)」 車の運転中ラジオから流れてきた八代亜紀の『なみだ恋』を聞いて思い付く。生な言葉でいうと、「唾液」の音である。吐息では、しない音だ。下の句が凡庸だなぁ。 不尽

4400首目・・・目的語

「目的語なき例文を復唱す汝(なれ)に告ぐべき単語抱きつ(新作)」 (今度は)ラジオでたまたま流れていた英語講座を聞いて思い付く。苦笑。詠み手の心情は相聞だが、読み手次第で違う読みもあろう。ただ、下の句は濁点が多くて音の調べが良くない。 不尽

4399首目・・・ing(アイ・エヌ・ジー)

「ing加へどつまりは過去時制靴音聞こえざりしまま始発(新作)」 テレビでハングル語講座(!)をぼんやり見ていたら(?)できた。 五句は、「~朝焼け」だと少し気障。かと言って「~新宿」だと想い出と付きすぎる。(「~渋谷」だと、嘘になる。苦笑。)まぁ、始…

4398首目・・・通販で

「通販で裄丈初めて知りたるにメジャーはあれどアルミ製なり(新作)」 (オンリーショップではない)セレクトショップでベテランの店員がいる男性服飾店は生活圏では皆無に近くなった。(勿論、年齢の所為もあるけどね。) 不尽

4397首目・・・旧宅を

「旧宅をGoogle earthで見つけしがかをりしめりを反芻しをり(新作)」 硯友社の師弟関係三人の旧宅や旧宅跡を訪ねて見た。尾崎紅葉旧宅跡(新宿区神楽坂) 泉鏡花旧宅跡(新宿区神楽坂)徳田秋声旧宅(文京区本郷)まぁ、歌は、大抵の人が一度はやっていることでし…

4396首目・・・沖遥か

「沖遥か行く五ノットの船気がつけば間を詰む船は六ノットかや(新作)」 久しぶりに海を見に行く。 変哲のない歌を詠むのは苦手というより、誠に難しい。終助詞の選択もこれまた難しい。詠嘆に疑問のニュアンスも入ってるので、(「かな」ではなく、)「かも」…

4395首目・・・陽傾き

「陽傾(かたぶ)き川面に顕(あらわ)る黄金(こがね)道孤鳥(こちょう)遡(のぼ)りて小さうなりぬ(新作)」 実景。五句で時間の経過。 まぁ、偶にはこんな歌も詠まんとあかんやろ。(苦笑) ルビなし 陽傾き川面に顕る黄金道孤鳥遡りて小さうなりぬ 不尽

4394首目・・・未発表

「未発表音源に思(も)ふエレクトリック・トレーンが存在せぬ安堵(新作)」 ジョン・コルトレーン『至上の愛』の未発表ライヴ音源ものが発売されたとか。珍しく新譜(厳密には発掘ものだが、、)の購入意欲が湧くトピック。エレクトリック・マイルスを意識した歌…

4393首目・・・琢朗と

「琢朗(たくろう)と尚(たか)と隆(たかし)の入閣にデン助直也の現在(いま)をググりぬ(新作)」 明るい話題がてんでなかった我がベイスターズに、とてつもない朗報。来季に日本一のメンバー三人が入閣して、番長を支えることに。タクが好きだった。未だにフェイ…