2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧
志賀直哉について書くのは三回目だ。志賀直哉全集全18巻のうち10巻まで、すなわちすべての小説を読んだ。直哉についての評論も結構目を通した。想像していたよりも多くディスられていたのが、意外だった。さて、『暗夜行路』の後編を読了した感想だが、…
「買へぬひと厭ふひとにも等し並み躙(にじ)り寄る熱サイレン低し(新作)」 私の詠うべきジャンルにあらぬ故、イマイチ、、。 あえていえば、「ひ」音を意識したところかな。 不尽
「春過ぎて夏に至るも輝かしき聖鍬(せいしょう)ふるひし北の球児(わかもの)(新作)」 ~帯広農業高等学校、甲子園交流試合で甲子園初勝利~ コロナ禍なかりせば、初夏に帯広を訪ねることに決めていた。中城ふみ子の生まれ育った町であるから。 ふみ子は帯広高…
「予備校の寮のベッドの上段でためらひつ弾く 特別な夏(新作)」 『特別な夏』・・・格別、訴求力があるとは思えないが、汎用性が高い語だと思う、、。では、私も。間違っても流行語大賞にしないでね。ドヤ顔を見たくないので、、www 一句から三句・・「の」…
「外股の誘導マーク安んじつプリーズ・ウェイト・ヒア何処(いずこ)や仁(新作)」 『ここでおまちください』マークは両足がスクエアなものばかりではないことに気づき一首。・・と書けば、言わずと知れた種田仁(たねだひとし)さんの『ガニ股打法』だ。ユーティ…
「3号と4号行き逢ふ街角を5号が翔ばす銀輪宅配(新作)」 ・・「ブラック・ボックス」を背負う若者たち、、時代の徒花で終わるよう希っている。「翔ばす」は「カッ飛ぶ」でもいいのだが、品下るので避けた次第。汗 不尽
「祭りなき町を憂へばなほさらになのにあなたは京都へゆくの(新作)」 読んでいる新聞に永田和宏さんがコロナ禍にまつわる歌三首を寄せていた。やむを得ないことではあるが今年の京都の三大祭りは全て取り止めである。見出しは、『祭りのない京都 異常事態』…
「炎天下マスク付けつつ手持ち扇風機(ハンディファン)最適解をウイルス嗤ふ(新作)」 ・・・笑えない、、。 不尽
「甲子園交流試合と見紛ひぬ漢字で埋まるる国産打線よ(新作)」 いろんな点で変則的な所為か今いち応援に身が入らない今シーズン。 強けりゃいいとは露考えてないのだが、金満球団に比べると、総体としての「野球脳」が足りない気がしないではない。(さすがは…
「背嚢(はいのう)に弾けあふ明日匿ひつをみなごが踏むガラス回廊(新作)」 イメージしてるのは、巾着の形(?)をしてるバックパック。膨らんではいるけど、重々しくはない、感じ不尽先頃から自解めいたコメントを付け加えている。生意気かつ恥ずかし気もない…
『巣籠り消費』で映画のDVDを買った。何せ映画を見るのが苦手(?)なので、一枚も映画のDVDを持っていなかった。タイトルは『八月のクリスマス』。日本公開が1999年6月(製作1998年)である、この有名すぎる恋愛映画を初めて見たのは2003年秋だった。 ヨン様で…
「お互ひの周回軌道に遵ひつ視界不良を装ふ目合(まぐわ)ひ(新作)」 国際宇宙ステーション(ISS)「きぼう」に触発されて作歌。 まぁ、こういう通俗まがいの相聞が得意(?)、、、www。 不尽
「もういいの書かるる手紙折り畳み飛ばさんとして梅雨明けを恋ふ(新作)」 踏ん切りがつかない気持ちを慮るように遅かった今年の梅雨明け、、。 不尽
「折り目なく手垢なくして文豪の最終巻はただ屹立す(新作)」 個人全集の最終巻は、年譜、年表や索引に充てられることが多い。それゆえ、よほどのことがない限り中身を改めたりしないのだが、その存在自体が「人に歴史あり」と思わせるに充分だ。 不尽
「幾万の人が声上ぐ人として投(とう)じけむ百六十九(いちろくきゅう)球目かも(新作)」 ~昭和48年夏甲子園、江川卓最後の一球~ コロナで中止となる数々のスポーツイベント。皮肉なことではあるが、NHKで、『あの試合をもう一度!スポーツ名勝負』を視聴する…